mediajam - ロシアに新幹線導入を検討

来日中のロシア・ニジェゴロド州のシャンツェフ知事は11日、都内で共同通信と会見し、モスクワと州都ニジニーノブゴロド間約400キロを結ぶ高速鉄道を建設する構想を示し、日本の新幹線技術の導入を検討していることを明らかにした。
ロシアでは長年の懸案であるモスクワ?サンクトペテルブルク間の高速鉄道建設計画が進行中だが、好景気を背景に、モスクワと他の地方拠点都市を結ぶ計画も動きだしているようだ。
知事は、日本の新幹線技術について「フランスなどより優れ、効率がよい」と評価。ロシア鉄道のヤクーニン社長も計画に同意しており、知事は今回の来日で、森喜朗元首相や関係省庁とも協議したと述べた。