国際連合世界食糧計画

国際連合世界食糧計画(こくさいれんごうせかいしょくりょうけいかく、United Nations World Food Programme)は、食糧欠乏国への食糧援助と天災などの被災国に対して緊急援助を施し、経済・社会の開発を促進する国際連合の機関である。英語での略称は、WFP。
1961年に国際連合総会と国際連合食糧農業機関(FAO)の決議により創設された。1963年から活動を開始して各国政府の自発的な拠出に依存している。36ヶ国で構成する運営委員会が政策を決定する。6つの連絡事務所と6つの地域事務所の他、約80の現地事務所を置く。個人や企業からの寄付金を募っており、特定非営利活動法人(認定NPO法人)である国連WFP協会を通じインターネットからでも募金ができる。2002年の時点で食糧370万トン、約16億ドルを援助している。ローマに本部を置いている。